2022年09月01日

9月1日に何があったか

 99年前の9月1日、関東大震災がありました。大正12年。
 多くの人が命を落とした大災害。
 しかしそれだけではありません。災害そのものと同じか、あるいはそれ以上に我々が知っておかねばならない出来事がありました。
 朝鮮人虐殺事件。
 震災後の混乱のさなか、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマがまたたく間に広がり、それを信じた人々が日本国内に住む朝鮮人を手当たり次第に殺したという恐ろしくもおぞましい事件です。その数は6千人とも7千人とも言われています。虐殺をはたらいたのは警官や軍人ではありません。その辺に住んでいる「善良な」人々です。

 私はこのことを小中学校で教わった記憶がありません。教科書に載っていたのかどうかも、今となってはわかりません。
 しかし本来、歴史の授業で習うべきは、こうした先人の「あやまち」の記録であるはずです。
 現代の日本で、同じようなことが起きないとどうして言えるでしょう。
 近隣国への反感を煽って人気を得ようとする政治家。近隣国の人々の振る舞いを嘲笑して視聴率を稼ぐテレビ番組。事件の犠牲者の追悼式の邪魔をする団体、そして追悼文を送るのを頑なに拒む知事。歴史資料が保管された倉庫に放火する若者……。大惨事の萌芽はそこここに見られます。
 そうした事柄がいかに危険なものか、そのことこそを子供達は学ばねばならないのではないでしょうか。

 せめて、ご家庭でそのことを話題に出してもらえたらと思います。できることなら、どんなことがあったかを家族で一緒にインターネットなどで調べてみてもらえたらと思います。
posted by 代表 at 00:00| Comment(0) | コラム

2022年08月20日

勉強する理由:おかしな説明

 「勉強が何の役に立つのか」という問いに、我々大人はどこまで明快に答えることができるでしょう。
 教育に携わる人ならば、それぞれ答えを「用意」している人も少なくありません。私がこれまでに耳にした「答え」をいくつか紹介しましょう。

 まずは最悪なものから。
「学校での勉強は社会に出た後には殆ど役に立ちません。勉強することの意義はその内容よりも、決まった時間に座って人の話を聞き、決められた作業に取り組む能力を身に付けることにあります。」
 どこかの塾講師が言っていた言葉ですが、今すぐ廃業しろと思いました。もしこの言葉の通りだとしたら、そもそもいくつもの教科がある必要もありません。勉強はその中身が重要です。当たり前です。

 続いて今いちなものをいくつか。
「生きていれば、答えを出さねばならない場面に何度も遭遇する。算数で答えを出せない人が、どうしてそうした場面で答えを出せるのか。」
 アツいですね。しかしこれは「算数で答えを出すこと」がなぜ「人生の岐路で答えを出すこと」の助けになるかが述べられていません。つまり答えになっていません。

「数学の問題が解けて何になるのというあなたは他に何かできるの?」
 数学を勉強する意義について何も説明していません。論点ずらしです。

「偏差値60なら日本を変えられる。偏差値70なら世界を変えられる。」
 いかにも子供に受けそうな言葉ですが意味不明です。日本を変えるだの世界を変えるだの、一見スケールが大きいようで中身がない。大きなことを成し遂げるのを一義とするマッチョイムズにはうんざりです。
 この手の、勢いだけの言葉に騙されてはいけません。

 一理あると思えるものを2つほど。
「勉強は頭のトレーニングです」
 なるほど体力があるに越したことはないのと同様、よく働く頭を持って損をすることはありません。様々な分野を学ぶことで様々な頭の使い方を身に付ければ、生きて行く上でプラスになるのは間違いなく、とりあえず異論はありません。
 しかしこれは「将来への備え」というやや消極的な目的であり、答えのすべてとは言えないと思います。

「習った内容を今理解しておけば、たとえ忘れても将来必要になった時にすぐに理解できる」
 これは地元中学校の教員が生徒に語った言葉だそうです(10年ほど前のことです)。いうなれば「種をまく」ということで、なるほどと感心させられました。しかしこれも「将来への備え」という位置付けであることにもの足りなさを感じます。

 勉強と言うものは、もっと積極的な意義を持つものでなければならない、私はそう思うのです。
posted by 代表 at 18:58| Comment(0) | なぜ勉強するの?

2022年07月03日

2022夏期講習

 2022年夏期講習の受講生を募集中です。お気軽にお問い合わせ下さい。
 ご案内(PDF)
posted by 代表 at 17:54| Comment(0) | お知らせ

2022年06月01日

【教育基本法違反】瀬谷西高校が菅義偉講演会を実施

 神奈川県立瀬谷西高校が、元首相の菅義偉の講演会を3年生を対象に開催するというきな臭いニュースです。
 菅前首相、県立校で講演 参院選公示直前の6月に

 講演を聞く生徒の何割かは既に選挙権を有していることもあり、問題視されるのは当然です。
 これは取りやめるべきでしょう。
posted by 代表 at 12:49| Comment(0) | コラム

2022年05月22日

学校教育で三角関数は不要?

 今、国会でのある質疑が話題になっています。
 与党寄りのある議員が「三角関数は社会に出ても使わない。金融経済に重きを置くべきではないか」という主旨の質問をしました。
 あまりにも薄っぺら。愚劣とさえ言えるでしょう。

 社会に出て直接役に立つ学問を「実学」、対して物事の原理を説いた学問を「基礎科学」などと呼びます。
 三角関数がそのどちらに属するかなど厳密に語ろうとすると話がややこしくなるので割愛しますが、要するに彼は「実学を重視せよ」と言いたかったのでしょう。
 私は反対です。「実学重視」を主張するような人物は教育に携わってはいけないとさえ思います。
 社会(あるいは世界)を形作る様々なものを理解するための基礎を養うことが初等・中等教育の一番の役割だと思うからです。

 とはいえ、勉強をしている(させられている)生徒自身が「これを知って何になるのか」と空虚さを感じながら机に向かうという状況が望ましいとは言い難く、教育する側とされる側の意識のギャップから来る摩擦を解消することは容易ではないでしょう。

 ちなみに件の質疑では、実は今の教育制度では三角関数は選択制、かたや金融経済は必修であり、当の議員は事実関係そのものを間違えていたことがわかり赤っ恥をかく結果となりました。
 日本の学校教育は前途多難のようです。
posted by 代表 at 15:51| Comment(0) | なぜ勉強するの?

今年度初テスト

今週は小・中学生を対象に、学力判定テストを行いました。
内容的には前学年の学習内容が主で、1年間のチェックにもなるでしょう。
posted by 代表 at 15:15| Comment(0) | 塾日記

2022年04月10日

横浜市立小学校教員が生徒にいじめ2

 2021年7月に週刊文春が報じた記事です。
 横浜市教諭が小4女児に行った、陰湿イジメの全貌

 児童にいじめ(虐待)をはたらいた教師のひどさは論を待ちませんが、相談を受けた時の学校や横浜市教育委員会の対応も最悪です。児童を守ろうという意思がまったく感じられません。
 また、時期がずれるためこの記事では触れられていませんが、被害にあった児童のご両親が山中市長との面会を希望されたそうですが、断られたとのこと。
 とても残念なことですが、横浜市とはそういう自治体なのです。
posted by 代表 at 16:44| Comment(0) | コラム

2022年03月26日

横浜市立小学校教員が生徒にいじめ

 教員による生徒へのおぞましい嫌がらせ(いじめ)が明るみに出ました。

 児童4人にプリント配らず、給食は少量...小学校教諭を懲戒免職 「教員によるいじめ」と横浜市教委
市教委によると、教諭は4年生の担任だった2020年度、児童4人にプリントを配布せず、うち3人にはテストや授業を受けさせなかった。4人に給食を少量しか盛り付けないことが数カ月にわたって繰り返しあった。また、1人の児童をたびたび教室外に連れ出し、1時間以上叱った。

 何度もお伝えしていることですが、教師を無条件に信頼するのはとても危険です。
 はなから疑ってかかれというのではありません。教師も一社会人に過ぎず、まともな人もいればそうでない人もいるという当たり前のことを当たり前に捉えておかねば、子供への不当な仕打ちを看過する結果になり兼ねないということです。
 繰り返しますが、これは横浜市立の小学校で起きたことです。
posted by 代表 at 22:16| Comment(0) | コラム

2022年03月06日

春期講習および新年度のお知らせ

 3月末からの春期講習の案内をウェブページに出しました。トップページからご覧になれます。

 また、新年度より中学部を「フレックス制90分」へと変更しました。これにより、今まで以上に柔軟な時間設定が可能になります。
 詳しくはウェブページをご覧いただくか、お問い合わせ下さい。
 塾案内トップ
posted by 代表 at 15:50| Comment(0) | お知らせ

進路決定

 今年の高校受験戦線は、コロナのこともあり当塾では波乱含みではありましたが、どうにか塾生の進路が決定しました。もう制服の注文も済ませてあるそうです。今年は冷や汗かきました……。
posted by 代表 at 15:41| Comment(0) | 塾日記